HAProxyがログに記録するtimestampの種類と記録する時刻について
HAPRoxyのlog formatではtimestampとして利用出来る変数が複数存在する。 しかし、それぞれの詳細な意味をDocumentでは記述していくれていないのでまとめる。
%t
tcp modeのdefaultのlogで利用されいるtimestamp。
accept_date が挿入される。
accept_date は、sessionが作成されたタイミングの時刻が入る。
session開始時のtimestampをログとして利用したい場合には、 %t を利用すると良い。
%Ts や %ms は accept_date を秒やミリ秒に変換した値をtimestampとして返す。
%T は accept_date をGMTに変換した値をtimestampとして返す。
%Tl は accept_date をlocal timeに変換した値をtimestampとして返す。
%tr
HTTP Requestのdefaultのlogで利用されているtimestamp。
accept_date に t_idle と t_handshake が足された値をtimestampとして利用する。
t_idle はHTTPのストリームが作成された時刻から accept_ts と t_handshake が引かれた値が入る。
t_handshake はsessionの作成が完了した時刻から accept_ts が引かれた値が入る。
accept_ts は accept_date と同様にsessionが新規に作成された時刻が入る。
Sessionの確立が完全に終わった時刻のtimestampが欲しい場合は %tr を利用すると良い。
%trl と %trg はそれぞれ、%tr をlocal timeやGMTに変換した物なので、これらは保存したい日時に併せて利用すると良い。